7/22 ソウル
2019/7/22
さていよいよ世界一周の初日です。
ウキウキ100パーセントなはずもなく、不安が心の大部分を占めたままの起床です。一人旅は初めてではなく、この二年前にはバイクで日本一周を経験していたため旅慣れはしていたはずですが、海外は初。パスポートも初。7か月間。気が重いです。
家族に見送られバッグを背負い出発です。
空港まではバスで向かいます。平日だからかバスはそこそこすいていました。一時間強で空港に到着。
ドキドキの出国審査はパスポートをスキャンさせただけで終わりでした。
当たり前ですよね。出国ですもんね。
海外便の仕組みがイマイチ分かってなかった僕は、必死に I'm a tourist. と暗記して出国審査向かったのがあほらしいです。
当初最初の目的地は、『深夜特急』に倣い香港だったのですが、ソウルに半日トランジットする航空券を発見し、ついでに韓国行けるしラッキーと思い購入していました。
そのため今日の行程はソウルで2~3時間観光後、仁川空港で空港泊です。初日のレベルの高さではないです。
やばいなーと思いながら搭乗案内を待っていると、遠くのほうからアナウンスで自分の名前が呼ばれていることに気づきます。
搭乗終わってたりする!?と大慌てで搭乗口までダッシュすると、
係の人(韓国の方っぽい)「アナタのセキがlostしまして、upgradeさせてもらいましたから。アシひろいですから。」
とのこと。
どうやらダブルブッキング的なことが起こったようでした。席のグレードアップはラッキーだと思いましたが、よくよく考えるとこれからは海外のよく知らない空港で、同じようなことが起こっても自分で対処しなくてはいけない。まだ日本にいながら海外旅行の恐ろしさを実感しました。
すこーしだけ足が伸ばせる席に揺られて3時間で韓国ソウルに到着です。入国手続きもパスポートをかざし入国カードをもらいあっさり入国。
仁川空港
事前に調べていた荷物預り所にメインバッグを預けます。4000₩だったと思います。
明洞に移動します。いくつか移動方法があるようですが鉄道で行くことにしました。片道4850₩。60分でした。
車内は日本語のアナウンスがあり、降りる駅はあほでもわかりました。
大変暑いです。僕の住む地域では体験したことのない湿度と温度でした。観光客がいっぱいで露天もたくさん出ています。
しゅぷりーむばかりです。
トッポギと何かの腸詰め7000₩
尋常じゃない辛さです。
悶絶していると隣にいたおっさんが日本語で「これは韓国人でも辛いのよ。これお飲み。」と水をおごってもらいました。おっちゃんありがとう。めちゃめちゃ日本語上手ね。
2時間ほどうろうろして戻ることにしました。
帰りも鉄道で4850₩。8時頃到着。
明日の香港への便は朝9時なので空港のベンチで寝ます。ベンチに寝っ転がってる同志はたくさんいましたが、どうしても精神的にベンチに横になることができず、座ったまま休みました。やはり初日にすることではありませんでした。
つづく
準備編
昨年行った世界一周旅行の記憶がだんだん薄れて寂しくなってきたので、忘れないように記録として残したいと思います。
旅行の工程
2019年7月旅行スタート 韓国→香港→中国→ラオス→タイ→カンボジア→ベトナム→ネパール→インド→キルギス→カザフスタン→ウズベキスタン→アゼルバイジャン→ジョージア→アルメニア→トルコ→キプロス→ブルガリア→セルビア→ハンガリー→チェコ→デンマーク→ドイツ→イタリア→エジプト→フランス→スペイン→アルゼンチン→チリ→ペルー→日本に2月帰国
てな感じで大体30ヵ国ぐらい回りました。
持ち物
・40Lのバックパック(メイン)
・15Lのメッセンジャーバック(サブ)
・首掛け式パスポートケース
・ミラーレス一眼
・スマホ2台
・寝袋
・クッカー、箸
・三脚
・レインウェア
・フリース
・ジーパン
・短パン
・Tシャツ×3
飛行機での移動では、ほぼ毎回機内持ち込みで済ませました。
事前準備
世界一周に行こうかなと思ったのは2019年2月で、なんと出発の5か月前です。おそらく大半の世界一周旅行者はもっと前から準備をするものだと思います。あほでした。
予防接種
よくわからない土地で死にたくはなかったので、打てる予防接種はしっかり打っていきました。予防接種の種類によっては、2回の接種が必要だったり、2週間以上あけてから打たなくてはいけなかったりするため、出発の2か月前からの準備が必要です。
打ったのは次の5種類です。
・狂犬病(2回接種)
・A型肝炎(2回接種)
・腸チフス
・日本脳炎
・黄熱病
合計56,000円
海外旅行保険
おそらく短期の海外旅行であればクレジットカードの保険で十分だと思いますが、それだと期間的にオーバーしていたため、期間の長い旅行者用の保険を契約していきました。
傷害後遺障害 30,000,000円
治療・救援費用 無制限
賠償責任 100,000,000円
携行品損害 20,000,000円
保険料 122,850円
いつかまた同じ場所に行ったときに自分自身の参考になればいいなと書いてみようと思いましたが、究極三日坊主完全体なので続けられるか不安です。
僕が行った観光地や泊まった宿の情報はコロナ流行の前となります。万が一、ご旅行の参考にされる方がいらっしゃいましたらお気をつけください。
早く旅行行けるようになれば良いですね。